富山大空襲を体験された稲垣よし子さんをお招きし、5,6年生が「富山大空襲と当時の暮らし」についてお話を聞きました。
稲垣さんは、小学4年生の時に富山大空襲に遭われました。
真夜中に空襲警報が発令され、着の身着のまま逃げたこと、
焼夷弾が落とされ、あっという間にあたり一面が火の海と化したこと、
自分の目の前で焼夷弾が爆発し、爆風で川まで飛ばされたこと、
川でおぼれそうになっているとき、見ず知らずの方に救っていただいたこと、
負傷された方の姿は見るに堪えなかったこと、
その空襲でお父さんを亡くしたことなど、
当時の様子を語ってくださいました。
そして、悲惨な戦争を二度と起こさず、平和な世界を築いていってほしいと伝えられました。
稲垣さん、ご多用の中、貴重なお話をしてくださり、誠にありがとうございました。